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もの
ウィキペディア日本語版 Wikipedia - フリー百科事典
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物
物
(
もの
、
ぶつ
)とは、広義には
対象
を特定化せず一般的・包括的にいう
語
であり、
人間
が知覚し思考し得る対象の一切である。
空間
のある部分を占め、人間の
感覚
で捉えることが出来る形を持つ対象。
物質
、
実体
、または
物体
等。
具体的な
存在
から離れた、人間が考えられ得る形を持たない対象。
物事や事物、
言葉
、
学問
等。
妖怪
や
霊魂
等、不可思議で
霊力
を持つ得体が知れない存在。
哲学
では
経験
の
対象
(
客観
)とされる時間的存在者のこと。空間的・時間的対象。
ドイツ語
で Ding。(反対語:
物自体
Ding an sich)
狭義にはこのもの、あのものと指示し得る
感覚
的個物(「椅子」「机」等)を意味するが、広義には
思考
の対象となり、
命題
の主題となり得る万物、例えば
心
や
価値
などの非感覚的個物をも含めて意味する。
経済
では、物理的な
物質
の他、物理的には存在しない
サービス
なども含み、経済的価値が
存在
する
物質
や
権利
の事を指す。good(s)、
財
。「
モノ
」と書かれることもある。
物 (法律)
とは、人(
自然人
)に対する言葉で、権利等の客体となるものをいう。
民法
上は、有体物をいう。法律家は「
ブツ
」と読むことも多い。
日常生活
では、
食べ物
、
飲み物
、
宝物
、
下手物
、初物、
色物
等、不特定または多様な物品、個体などを指すのに用いられることが多い。
「
ブツ
」と
音読み
にする場合でも、
廃棄物
、
動物
、などのように同様の意味を持つことが多い。また
隠語
的に、(公言できない)物品の
代名詞
としても用いられる(→
ブツ
)。
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