エーテル (ether) は
有機化合物の分類のひとつで、
構造式を R−O−R'(R, R' は
アルキル基、
アリール基などの有機基、O は
酸素原子)の形で表される化合物を指す。また、エーテルに含まれる −O− の部分を
エーテル結合という。また、溶媒としての
ジエチルエーテルを単にエーテルということも多い。ジエチルエーテルが発見された際に、その高い揮発性を「地上にあるべきではない物質が天に帰ろうとしている」と解釈されたことから、古来天界の物質として考えられていた
エーテルの名を援用して名付けられた。