国際政治学(こくさいせいじがく、international politics)とは、
国民国家の概念を超えた国際社会における主権国家の政策決定、
安全保障、
戦争と
平和などの
政治を検討する学問。
第二次世界大戦後の
アメリカ合衆国の影響で広まっていったとされる。
国際関係論と同一視する見方もあるが、国際関係論が
経済学、
社会学、
歴史学、
地域研究などの研究成果を踏まえ国際関係全体を学際的に研究する分野であることを考えれば、国際政治学は
政治学における一分野として考えるべきであろう(例えば中嶋・後掲書25頁、百瀬・後掲書279頁参照のこと)。