有機化合物(ゆうきかごうぶつ、)は、炭素を含む化合物の大部分をさす。炭素原子が共有結合で結びついた骨格を持ち、
分子間力によって集まることで
液体や
固体となっているため、
沸点・
融点が低いものが多い。炭素を含む化合物であっても、一酸化炭素、二酸化炭素、炭酸塩、シアン酸塩、チオシアン酸塩等の単純なものは例外的に無機化合物と分類し、有機化合物には含めない。例外は慣習的に決められたものであり、現代では単なる「便宜上の区分」である。
有機物質(ゆうきぶっしつ、)あるいは
有機物(ゆうきぶつ、)とも呼ばれる。