古代ローマ(こだいローマ、)は、
イタリア半島中部に位置した多部族からなる
都市国家から始まり、
領土を拡大して
地中海世界の全域を支配する
世界帝国までになった国家の総称である。当時の正式な国号は
元老院ならびにローマ市民(Senatus Populusque Romanus)であり、
共和制成立から使用されて以来滅亡まで体制が変わっても維持された。
ローマ市は、
帝国の滅亡後も一都市として存続し、世界帝国ローマの記憶は以後の思想や制度に様々な形で残り、今日まで影響を与えている。